宣教

7月5日「信仰の歩み」

ルカ17:11〜19
 現実的な問題を抱えた方々が主イエスの遠巻きで叫び声を上げました。「憐れんでください。」これは、詩篇に見られる人々の叫びと同様に、救いを求める声です。彼らにとって救いとは、何だったのでしょうか。
 思い皮膚の病気を背負った人は、町の風下に隔離され、目に見える差別と目に見えない差別の深い闇の中にいました。また、宗教的な束縛は、彼らの自尊心を破壊させるのに十分すぎるほど機能していました。しかし、彼らは救いを願って救い主の前に来たのです。
 今、彼らの社会復帰は、このみすぼらしく、とても王や、まして神になど見えるはずもない方が放った一言を信じるか信じないかにかかっています。しかし、すべての人々が、この言葉を信じて一歩前進したのです。これが、信仰です。
 さて、この物語は、彼らの示した、素晴らしい信仰の態度で終わるのではありません。さらに素晴らしいことへとつながっているのです。それは、一人の人に与えられた救いの物語です。
 彼にとっては、主のもとに帰ること、主を賛美し、礼拝することは、社会復帰以上の価値があったのです。あなたは問題を抱えていますか?実は、問題が解決する以上の価値が、主のもとにはあるのです。