宣教

8月30日「賢さと素直さ」

マタイ10:16〜20
 行動が救いの条件でないことは福音の柱ですが、キリストが備えた善い行いをすることがクリスチャンライフであるということをエフェソの手紙から学びました。
 神は聖霊を通して私たちをキリストに似たものと変えてくださいますが、同時に、悪魔もその方法が最も人間を行動に移させるのに適していることを知っているのです。事実、アダムとエバも、蛇の誘惑を受けて、行動してしまいました。つまり、神の霊からの促しなのか、悪の霊からの促しなのかを判別する必要があるということです。そのためには、「蛇のように賢く、鳩のように素直」である必要があります。
 ここでは、法廷の前で話をする、という行動に出る時、神の霊が人々を助けてくださることが約束されています。しかし、そこに悪の霊がいないという保証はありません。ですから、神の霊に対しては鳩のように素直に従い、逆に、悪の象徴である蛇のことはよく知っておく必要があるのです。
 イエス様だったらどうするか、同じ立場に主を置いて理想を追い求めることも重要ですが、もう一つ、それでも失敗してしまうことがあるということ、そしてその罪すべての責任をとってくださる方がいらっしゃることを覚えることもどれほど重要でしょうか。

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