宣教
10月24日「助けの石」
サムエル記上7:2-12
イスラエルの民はペリシテ人の脅威の中にいました。彼らはその問題の解決を求めて、多種多様な宗教、あるいは呪術などに傾倒していきました。そんな中で、指導者サムエルは人々に伝えます。「ただ主にのみ仕えよ。」と。
あなたもペリシテ人のような問題課題を抱えていませんか。「いや、順風満帆だ。」という方がいたとすれば、100%の確率で訪れる死という問題に対しても、果たして順風満帆だと言えるでしょうか。
イスラエルの人々にとって、死は身近な問題でした。今よりも寿命は短く、周囲には弱小民族を狙って虎視眈々と領地拡大に進む大国がせめぎ合っています。私たちも同じではないでしょうか。死という大国がいつ攻めてくるかもわからない状況。周囲には様々な問題課題が山積みです。もしかしたら、順風満帆だと言える方の多くは、死がリアリティのないものなのかもしれません。
彼らは神の人サムエルのメッセージを受け入れ、罪を告白して裁きを受けます。それは、やがて来られる救い主、イエス・キリストを象徴するものでした。
今、あなたが解放されるために必要なことは、全てを捨てて、ただ主に仕えることだけなのです。