宣教

「祝福された場所へ、共に」

      申命記8:1〜9、マルコ4:35〜41
 主イエスは私たちに「向こう岸へ渡ろう」と招いています。そこに何があるのかも分からない場所です。しかし、神の招きがあるということは、そこは特別に祝福された場所であることは確かです。なぜなら、神は私たちを愛しており、すべてを与えたいと願っているほどのお方だからです。
 ところが、その場所に到達するためには、嵐があると聖書は語ります。それは、イスラエルの民が約束された土地に入るために荒野をさまよったように、私たちには試練を経ることで到達する領域があることを示しています。しかし、あなたはその試練を一人で味わう必要はありません。その船の中には主イエスも共におられるのです。主は船尾で眠っていました。船尾は、船の舵取りを担う場所であり、客席として備えられた特別な場所でもあります。主はあなたを向こう岸へ渡らせたいと願い、共に人生という名の船に乗り、舵をとって道を示し、時に応じて奇蹟的な力を示しつつ試練の嵐を鎮めてくださいます。
 主は言います。「なぜ怖がるのか。まだ信じないのか。」あなたにとっての向こう岸はどこでしょうか?主はそこにあなたを招いています。