宣教

「幸せは主イエスのもとに」

 申命記10:12〜14 マタイ5:17〜20
 新しい年が始まりました。この新しい年を幸せに生きたい。誰もがそう願います。聖書は、幸いを得るための方法を、「主を畏れてそのすべての道に従って歩み、主を愛し、心を尽くし、魂を尽くしてあなたの神、主に仕え」ること、ただそれだけだ。と記しています。
 主イエスは、ご自身が律法と預言者を廃止するためではなく、完成するために来られたのだと言っています。つまり、神の律法である十戒の原則は今も有効なのです。それは、行いだけでなく、心のなかにまで適用されます。律法が与えられた目的は、すべての人が罪人であることを明らかにするためだと使徒パウロは言います。すなわち、罪人である人は、生まれながらにして神が与えようとしている幸いを得ることができない状態にあるのです。
 しかし、主イエスは私たちに幸せを得させるために、私たちの代わりに律法を全うし、私たちの負わなければならなかった負債を十字架で帳消しにし、永遠の命の存在を復活によって示されました。幸せは何かを成し遂げた先のあるのではなく、今ここにいる主イエスのもとにあるのです。私たちができない「ただそれだけ」を、いつも主がしてくださるのです!