宣教

「追いかけてくる祝福」

      詩編23:6 ローマ:8:35~39
 聖書は、主イエス・キリストによって現された恵みー十字架と復活により担保された永遠の愛の約束ーは、何ものによっても反故にされません。
 わたしたちはもはや、成育歴からもたらされたと考えられる影や、経験からくる恐れの思いや価値観に怯える必要はありません。自分の思い描く最悪のシナリオの可能性から解き放たれているのです。それは、「主はわたしの牧者」だからです。
 人が自らの傷を癒すのに、故郷に帰ることが必要なように、わたしたちも自らを無条件で受け入れてくれる真実の故郷に帰ることが必要なのです。イエス様は、「わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる」と言っています。
 御子の命を与えることをご自分の御心とされる神の無条件の愛が、わたしたちの人生の真実となるのです。
 そのことが、「どんな被造物も~主イエス・キリストによって示された神の愛から、わたしたちを引き離すことはできない」根拠です。それ故に、わたしたちは、キリストの愛の、広さ、長さ、高さ、深さへと招かれています。愛と祝福が追いかけてくる人生です。