宣教

7月9日「喜びの教会」

イザヤ52:7  使徒:11:19~26 伝道を開始した最初のころ、教会主題を「アンテオケの教会を目指して」としたことを思い出しました。何よりも、聖書が明らかにしている、教会像を生きることを祈った結果でした。
 ステファノの迫害をきっかけに、エルサレムを逃れた人々は、なんと、「福音を告げ知らせながら巡り歩いた」のです。このことがきっかけとなり、福音は全世界へと広がって行ったのです。
 エルサレム教会は、主の昇天後、およそ25年で衰退したが、アンテオケ教会は成長し続け、異邦人伝道の拠点となり、教会発展の基地となりました。「クリスチャン」と呼ばれるようになったのも、このアンテオケにおいてでした。
 この教会は、①伝道する教会、 ②すべての人を受け入れる教会、③働くことを奨励する教会、④惜しみなく献げる教会として歩みました。いつも外に向かって開かれている喜びの教会だったのです。
 「キリストと共に在る者」としての、喜びに満ち溢れ、全ての人と共に、特に虐げられている人々と共に生きる、愛にあふれた、生き生きとした命に満ちた群れでした。キリストの福音の生きた姿が、アンテオケ教会です。主の愛されるすべての人々と、その信仰を携え、受け継ぐわたしたちです。