156センチの視線

10月22日「主の憐れみによって」

 先週の金曜日、東奥義塾の150周年記念式典で礼拝がささげられました。
 岩住先生の聖書朗読は、いつも神の情熱が込められたかのような感動を呼ぶものですが、今回も同様でした。続いて、お祈りがささげられましたが、これまでの東奥義塾の歴史を通して、しかも閉校という絶望や数々の困難の中を通されてもなお、主なる神が救いの恵みによって導いてくださったこと。それは学校だけではなく、多くの人々、そして在校生たちにも向けられており、死の影の谷を通る時、そこに立ち帰るように向けられた励ましの祈りとしても、出席された方々の心に響いたことを確信させられるものでした。
 また、続いて申命記の御言葉から語られた塾長のメッセージからも、主が困難の中で福音の炎を絶やすまいと、クリスチャン、ノンクリスチャンに関わらず、志を同じくするチームメイトを与え、ご自身の恵みによって乗り越える力を与え続けてきたことが、それらの方々に対する感謝とともに語られていました。
 現在も、東奥義塾は祈りを必要としています。福音の火を消そうとするサタンの策略は、なお続いているからです。しかし、あの困難の時、イスラエルに出エジプトがあったように、十字架の後に復活があったように、こうしてまた、主の栄光が現されるのだと励まされました。