宣教

11月5日「あなたは信じますか?」

ヨハネ11:25~26
 私たちは、誰もが死を迎えます。どんなに医療が発達しても、それを回避することはできないでしょう。草は枯れ、花はしおれる。そんな有限な世界に生きながら、自分自身も有限な存在であるにも関わらず、世界中の言語に「永遠」という言葉があります。見たことも、行ったこともないのに、なぜ「永遠」という価値観がある特定の人々だけではなく、普遍的に知られており、また、クリスチャンでない人々でさえ「天国」は良いところだ、というイメージがあるのでしょうか。これは不思議なことです。
 しかし、この朧げで不思議な現象を、地上に表し、歴史的事実にした方がいます。それが十字架と復活のイエス・キリストなのです。
 主は事あるごとにおっしゃいました。「信じなさい」「信じるか」と。聖書と、その神が求めておられるのは、知ることではなく、信じることです。聖書があるのは、私たち人間が全部を暗記するためではなく、そのことを信じるためです。また、神が人となって来られたのも、自己顕示欲の塊だからではありません。その方の生き様によって、神を信じるようになるためです。
 あなたは天国を、そこから来られた、とおっしゃる方を信じますか。主はそのことを問うのです。