156センチの視線
1月28日「主に拍手を」
先週の刑務所教誨では、御言葉によって人生を建て上げることを一緒に分かち合いました。多種多様な方々がいますが、共通しているのは「今度こそ、やり直そう」という気持ちです。
今までと同じやり方をしても、いや、ちょっと変えたくらいではうまくいかなかった。それが、私も含めた、道を踏み外してしまった人の特徴だと思います。
そこで、私はやり直し方を知らなかった人の代表として、皆さんを前に、神を信じる前、信じてからの変化をお伝えしました。私の話を聞いて、みんな爆笑していましたが、たくさん頷いているのを見ることができました。
ペトロたちが何かくれるだろうと付いてきた人に、彼が言いました。「わたしには金や銀はないが、持っているものをあげよう。ナザレの人イエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい。」(使徒3:6)
私の中には、彼らを立ち直らせる方法はありません。彼らが私に求める金や銀といった価値はないのです。ですから、主によって救ってもらいましょう、と。そのことを分かち合いました。
この人たちの中から、私と同じように、「主だけが救ってくださる!」という体験をする方が起こされることを信じています。 牛山