156センチの視線

3月17日「子どもたちの姿」

 先週の教会に、とてつもない数の小学生が保護者の方々と訪れてくださいました。私はJCMNのミーティング中だったのですが、部屋の外はまるで小学校の校舎のように、にぎやかでした。
 とても不思議に思うのですが、小学校の校舎や保育園の園者に行くと、独特の匂いがします。中学校や高校ではなく、いつも明確にこの匂いを感じるのです。そして、今回は教会がこの匂いに包まれていました。これは子どもたちの匂いだということでしょう。
 果たして、この匂いはどうして小学生以下の子どもたちから感じるのでしょうか。東奥義塾に行くと、教室の中はとてもいい香りがします。シャンプーのような、香水のような匂いですから、もしかしたら生徒たちがそれぞれに気に入った香りを選んでつけているのかもしれません。となると、小学生以下の子どもたちの匂いは、飾り気のない子供の匂いで、洗濯洗剤の匂いがそのまま香っているだけなのかもしれません。
 そんなどうでもいいことを考えつつ、息を切らしながら、はしゃいでいる子どもたちの声と姿に、教会で楽しいことをした、という敷居の高さが取り払われたら、と思って眺めていました。