156センチの視線

10月30日「アーメン!」

 先日、東奥義塾の朝の礼拝でメッセージを語り終わって「アーメン」と締めくくると、いつもは聞こえてこない「アーメン!」の大きな声が聞こえてきました。私は嬉しくて、「今日はとても『アーメン』が大きくて、すごく嬉しいです。」と語りかけ、礼拝を終わりました。
 東奥義塾に着任された、新しい宗教主事の岩住賢牧師は、授業や朝の礼拝において「アーメン」の声が小さい(もしくはほとんどない)ことに心を痛め、「アーメン運動」なるものを始められました。誰よりも大きな声で「アーメン」と応答する岩住先生の声と、生徒たちとの関係性が培われてきているのを感じます。
 先日、校内の廊下を岩住先生と二人で歩いていると、生徒たちが岩住先生に向かって、「先生!」ではなく、「アーメン!」と、名前を呼ぶように話しかけてくるのを目撃しました。彼はすでにアーメン先生という立場を手に入れているのです。
 もちろん、生徒たちはからかい半分だと思いますが、そんな生徒たちにも嬉しそうに接する先生の姿は主のようでした。しかも、それが着任早々であることを考えると、本当に素晴らしいことだと思います。
 主は岩住先生を通して、新しいことを始められました。アーメンのあとは何が起こるか、ワクワクします。 牛山