宣教

4月1日復活祭「神の栄光を見る」

 ヨハネ11:28〜44
 私たちは、祈りを通して、関わりを通して、医療などの癒やしを通して、人々を解放することができます。しかし、死後4日間も経った人を蘇らせることができると言われれば、信じることができるでしょうか?
 主イエスはあらゆる領域において、弟子たちに、そして人々にご自身の生き方を通して模範を示されました。そして、「はっきり言っておく、わたしを信じる者は、わたしが行う業を行い、また、もっと大きな業を行うようになる。」と、ご自身が行ったことと同じか、それ以上の働きができることを示されたのです。それが主の人材育成でした。
 主の人材育成は最初から最後まで一貫して、人が神に対する信仰を持つことでした。その最後のステップは、人が信じることのできない、不可能の領域に対する挑戦でもありました。それは、死というものに対する偽りからの解放です。そして、主は人を蘇らせ、ご自身も十字架の後に復活されたのです。もはや、死は私たちに対して脅威とはなりません。なぜなら、この方が今も生きているからです。
 主は私たちに不可能を可能とする神の権威を委ねてくれました。「もし信じるなら、神の栄光が見られる」と主が招いておられます。